コーヒーカスと落花生の殻をたっぷり混ぜた土でメロン栽培してみた結果

初めてのメロン栽培に挑戦。今回は少し変わった試みとして、 コーヒーカスと落花生の殻を大量に混ぜた土で育てたらどうなるのかを検証しました。

コーヒー落花生

実験の趣旨

初めてのメロン栽培を、コーヒーカスと落花生の殻をたっぷり使った土で行ったらどうなるのかを検証する

実験環境

  • 二坪用ビニールハウス
  • コーヒーカスと落花生の殻を土と混合(約半年)
  • ※たい肥化の進行度は不明

使用した品種

  • プリンスメロン
  • パンナTF
  • シルクロード
  • ころたん(プランター栽培)

栽培中の観察

他の苗に比べ植え付け時期はやや早めだったが、コーヒーカス、落花生の殻たい肥量が最も多いプリンスメロンの生育が顕著だった。 他の株に比べ葉色も濃く、コーヒーカス、落花生の殻がうまくたい肥として機能していた可能性がある。

プリンスメロン

気温の上昇とともにネット系メロンも成長、そして結実を確認。 病害虫の被害はほぼなく、すべての株で着果に成功した。

仕立ては以下の通り:

  • 1株あたり子づる2本仕立て
  • 各子づるから孫づる2本
  • 各孫づるに1果

→ 1株あたり計4果

生育途中で落果や成長停止はほとんど見られなかった。

ただし、プリンスメロンは収穫直前に裂果。 原因は大雨による急激な吸水(地中から浸みてきた水)と考えられる。

割れたプリンスメロン

難しかったこと

  • 株間が狭く、葉に均一に日光を当てられなかった
  • 雌花の開花時間が短く、人工授粉が困難(会社勤務のため)
  • ハウス外からの水分流入で水管理が難しい
  • 収穫適期の判断が難しい
メロン栽培

結果

初挑戦としては見た目の良いメロンを収穫することに成功した。 しかし糖度はやや不足気味だった。

特にシルクロードは見た目こそ良かったものの、 甘さがほとんど感じられない結果となった。

一方、ころたん(プランター栽培)は健闘し、 4果すべてで一定の甘さを確保できた。

ころたん

最終段階で軽度のうどんこ病が発生したが、 薬剤対応で問題なく抑制できた。

コーヒーカス、落花生の殻の影響は明確には判断できないものの、 病害虫が少ない状態で収穫まで到達できた点は大きな成果だった。

パンナTF

まとめ

・コーヒーカス、落花生の殻混合土でも栽培は十分可能
・生育促進の可能性あり(特にプリンスメロン)
・ただし糖度への影響は不明またはむしろ課題あり
・水管理と収穫タイミングが品質を大きく左右する

検証動画(コーヒーカスと落花生の殻でメロンは育つのか?)